束の間の一花の最終回ネタバレ!結末の考察と感想を紹介!

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2022年10月放送開始の日本テレビ新ドラマ「束の間の一花」。

マンガが原作となっている本作ですが、SixTONESの京本大我さんが本作で連ドラ単独初主演。

ヒロイン役には藤原さくらさんが決定しており早くも話題を呼んでいます。

儚い物語を思わせるタイトルですが、気になる最終回はどんなお話しなのかネタバレ紹介しちゃいます。

また結末に関する考察や原作を読んだという方からの感想も気になりますよね。

今回は「束の間の一花の原作最終回ネタバレ!結末の考察と感想を紹介!」というタイトルのもといろいろと記事にまとめてみました。

 

束の間の一花の最終回のネタバレは?

マンガが原作となっているドラマ「束の間の一花」。

三巻からなるマンガのほうはすでに完結しているのですが、最終話はどのようなストーリーなのでしょうか。

最終話に至るまでのあらすじとともにご紹介します。

 

束の間の一花の原作あらすじ

束の間の一花の原作マンガは1~3巻までで構成されています。

1巻から順を追ってあらすじをご紹介します。

 

1巻のあらすじ

千田原一花は大学二年生。

彼女は高校二年生であった三年前、医者からあと二年しか生きられないことを告げられました。

余命宣告の期限をすぎいつ終わりがくるとも知れない人生を、それでも明るく生きています。

大学生になった彼女はそこで哲学講師として勤務している萬木昭史先生に出会い心惹かれるように。

先生のことが気になる一花ですが、彼女が二年生へ上がったとき萬木先生は突然大学を辞職し姿を消していました。

数か月後偶然再会する二人。

彼女は萬木先生が辞職した理由が「余命一年を宣告された」ことだったと知ります。

その後一花の告白を経て一緒に過ごすようになる二人ですが病魔は容赦なく彼らを苦しめていきます。

ある日デート中に一花が倒れてしまうのです。

それをきっかけに家族によって一花も余命幾ばくもないということを知らされ、もう会わないでほしいと告げられた萬木先生。

この時初めて一花も自分と同じ境遇にいることを知る先生。

二人はこのまま離れ離れで終わってしまうのでしょうか?

 

2巻のあらすじ

入院中の病院で目を覚ました一花は、弟が先生に自分の病気や余命のことを明かしたことを知ります。

大樹のその行動が原因で兄弟げんかをしてしまった二人。

母親からの言葉もあり姉と仲直りをしようと考えるけれどなかなかふんぎりのつかない大樹。

そんな折、病院の玄関で萬木先生と遭遇し二人で話をすることに。

大樹は姉の幸せ尊重し「姉ちゃんにまた会ってやってくれませんか」とお願いします。

弟に病室番号を聞いた先生は一花に会いに行き、久しぶりに会う彼女を抱きしめ

「聞いたよ。君は3年も前からずっと病気をひとりで抱え込んでいたんだね」

「よく頑張ったね」と優しく語りかけるのです。

退院した一花は約束していたミニトマトカレーを作ってあげたり、先生が大学に復帰できないかを画策したりとポジティブな気持ちで過ごします。

そんな彼女のおかげで生きる気力を取り戻しつつあった先生ですが、ある日自宅で吐血し病院へ運ばれるのです。

二日に及んだ昏睡状態からなんとか目覚めた彼ですが、医者からは明日・明後日までもつかもたないかと告げられ深く沈んでしまいます。

気持ちの弱った彼はかけつけた一花にも「もう帰ってくれないか・・・」

「俺だってずっと君といたかったさ・・・でも・・・」

とネガティブな言葉をぶつけます。

しかし前向きな一花はそれを聞き

「(自分と一緒にいたいということは)これって両想いですか?」

と互いの思いが通じているという部分に目を向け、

「私達には未来はないけど!今があります!!」

と言うのです。

その夜、二人は病院を抜け出します。。。

 

3巻のあらすじ

病院を抜け出し大学へ向かった彼らは「先生復帰計画」を二人だけで実行に移します。

しかし、病院を抜け出して学校に着いたのは夜の20時。

当然のごとく学校の門は締まっていますが、フェンスを乗り越えて不法侵入する二人。

もう最後が分かっているからこそ、思い切った行動ができるのでしょう。

そして、学校内を廻り、空いている教室で、萬木先生は久しぶりの講義を始めます。

退職してからも教壇に立つことを望んでいた萬木先生、いざ教壇に立つと照れてしまいます。

ママごとみたいじゃないかと笑う先生に、一花は「ママごとしましょうよ!このために来たんですから」と背中を押します。

 

しかし、そんな時間も束の間、警備員に見つかってしまい二人は逃げ出します。

ですが、病が体を蝕んでいる状況の中、そんなに早く走れるはずもありません。

そんな中で出会ったのが、同じ大学講師の渋川先生。

「見逃してください」と懇願する萬木先生の熱意に押されてか、おそらく何かを感じ取ったのか、渋川先生は二人を野外ステージに連れていきます。

大学の野外ステージで行う最後の講義は萬木先生自身の人生についてでした。

これまでの人生についてを語る先生。

先生になる夢をかなえてから病気になってしまい、人生の儚さを感じたこと。

人生の正体を悟り、でもそこに悲嘆するでもなく、自然なことだと感じたと先生は説きます。

今までの生きてきた人生経験から「俺たちの人生は束の間だ」と感じるようになったのでしょう。

人生に対して諦念していたのかもしれません。

しかしながら、もう残りの人生が少ない自分でも寄り添ってくれる一花の存在が救いになったと言います。

ずっと一緒にいたいと願う二人。

そして、その後二人はこの夜だけは朝まで一緒にいることを決めるのです。

 

束の間の一花の最終回ネタバレ!

大学での「復帰計画」を実現したあと、夜明けまでにやりたいことをやり、行きたいところを訪れる二人。

最後は最終電車に乗って海へ向かいます。

夜明け前の海でびしょぬれになる二人、先生は一花にこう言います。

『もし・・・俺がくたばっても君は悲しまないでくれるかい?君に会えて俺は本当に幸せだったから、「いい日だったな」って笑ってくれるかい?』

その後朝を迎えタクシーで病院へと戻るのです。

毎日見舞いに訪れていた一花ですが、数日後先生は病院から姿を消してしまいます。

病院で「もういない」と言われ、彼の住んでいたマンションへ足を運んだ一花。

そこでは彼の住んでいた階から、業者によって家財道具が運び出される様子を目撃することに。

身内ではない一花には彼の生死も行方も確かめる術がありません。

その後一花は萬木先生の気配(霊?)を感じながら日々を過ごしますが、

成人式の会場へと向かう道すがら発作をおこしてしゃがみ込みます。

そして死への恐怖に怯えながらも、向こう側に佇む先生を追いかけて走り出していく一花。

物語の最後は弟・大樹の卒業式のシーンや一花の家族のその後の様子が描かれて終わりとなっています。

束の間の一花の結末を考察!

最終回について私なりに3つの点を中心に考察をしてみました。

 

2人の死について

二人の死について直接的描写や明言はなされていません。

萬木先生に関しては病院からいなくなり、アパートから荷物が運び出されるシーンがあるだけです。

しかし、医師から明日・明後日に亡くなってもおかしくないと言われていた先生が元気になって退院したとは考えにくいです。

また余命宣告を受けてから身辺整理を進めていた先生ですから、死後に遺品整理業者などにアパートの片づけを依頼してたとしても自然でしょう。

先生はここで亡くなったと考えて間違いなさそうです。

また、一花の最期に関しても直接的な描写はありません。

亡くなったとしてもどの時点でそうなったのかははっきりしません。

しかし「萬木先生の幻影が見え隠れする生活」を過ごしていた部分が、少しずつ彼女自身にも死が近づいてきていることを暗示しているような感じがしますね。

 

2人は出会って幸せだったのか

命の終わりが迫った彼らの出会いと恋は、物語として美しいけれどある意味残酷な気もします。

二人は人生の最後に出会って正解だったのでしょうか?

その答えが最期の海で先生が一花に言った一言にあるのではないでしょうか。

『もし・・・俺がくたばっても君は悲しまないでくれるかい?君に会えて俺は本当に幸せだったから、「いい日だったな」って笑ってくれるかい?』

一花とつきあうまで生きる気力を失っていた萬木先生にとっては一花の明るさが希望であったし、

萬木先生への恋心が彼女にとっては生きる気力の源になっていた部分があったと思います。

短い期間しか一緒に過ごせなかったかもしれませんが、やはり二人は出会ってよかったのだと思います。

 

一花のいなくなった後

物語の最後には弟・大樹の卒業式や、一花と大樹の映った写真を眺めるお母さんの姿が描かれています。

大切な人を失った後も生きる者の時間は止まらずに続いていくんですよね。

二人のことを大事に思っていた人たちか、その記憶の中で彼らを生かし続けてくれることに希望を見出せる終わり方だった気がします。

また弟の大樹が姉の分まで「未来へ向かって羽ばたいていってくれる」という意味も込めて、卒業式だったのかなとも思いました。

 

束の間の一花の結末の感想を紹介!

原作の感想としては「切ない」という感想が圧倒的に多いようです。

メインキャラクターの両方が先が長くないという設定、そんな二人の期間限定の恋は儚くて切ないです。

終わりがあるから悲しいけれど、一方で短い期間でも二人が支えあって生きたという事実が尊いですよね。

 

またヒロインの性格についての評価も目立ちます。

不治の病を抱える二人、ストーリーの各所で彼らが病魔に苦しめられる場面もあるので本来重い物語の本作。

しかしそんな辛いストーリーを、読みやすくしてくれるのがヒロインの常にポジティブな性格なのです。

一花の明るい性格が萬木先生だけでなく我々読者にとっても救いとなっているんですね。

 

最後に挙げたいのが「家族や周りの人たちの思いに胸が熱くなる」といったレビュー。

メイン二人の物語に注意がいきがちですが、この作品では一花の家族など脇役たちの思いも大事に描かれていると思います。

例えば大樹は姉である一花に一日でも長く生きて欲しかった。

また彼女が亡くなれば両親も深く悲しむだろうとか、そんな思いを抱えながら生きているのが伝わってきますよね。

「そういう周囲の人たちの思いに涙腺をやられた」というレビューにはとても共感させられました。

 

まとめ

「束の間の一花の最終回ネタバレ!結末の考察と感想を紹介!」というテーマで書いてきました。

この度ドラマ版がスタートする束の間の一花ですが、原作となっているのはマンガです。

こちらの原作はすでに完結しているので、ストーリーや最終回についてネタバレを含みながらご紹介させて頂きました。

結末についての考察もしてみましたがいかがでしたか?

原作読者の感想を調べてみると、「心を動かされた、涙してしまったと」いう方が多数。

ドラマ版が原作に忠実なのか少しアレンジが加わるのかはわかりませんが、

感動のストーリーであることは間違えなさそうですね。

10月から始まるドラマがどういう作品になるのか楽しみです。

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